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フランス人が英語を話さないのは本当?訛りがひどいから?

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紅華(Benica)と申します。 海外旅行が大好きで、 今まで旅行した国は40数ヶ国。 フランス生活のおかげで、 日本社会に適合できなくなり、 40歳を目前にして 他人の価値観に左右されない生き方を模索中…

こんにちは、紅華です!

さて、今回は

フランス人はフランス語に誇りを持っているから、英語を話さない」という

都市伝説のような疑問について、私の些細な経験を元に、
真偽のほどを考察してみたいと思います。

 

フランス人が英語を話さないのは本当?

 

よく、フランスに旅行で行った人が、道や街中で英語で何かを尋ねたら、
フランス語で返事が返って来て、チンプンカンプンだったとか、

私がフランスに住んでいたことがあるという話をすると、決まって、
「フランス人って、フランス語に誇りを持ってるから、英語話さないって本当?」
という質問をされます。

私がフランスに住んでいたのは、もう20年近く前のことなので、
今は大分事情が変わっているとは思いますが、
実際、多くのフランス人と接してみて私が思ったのは、

実は、フランス人は英語を話そうとしないのではなく、

単純に、話せないということ。

だから、英語で話しかけたのに、フランス語で返事が返って来たのも、
恐らく、

「英語で言えないから、フランス語で言った」

という場合がほとんどだと思います。
(もし英語ができる人だったら、英語で話してくれると思います。)

日本人が、英語で話しかけられて、

ノー、イングリッシュッ!!

とか言って、断る対応とは大きく違いますが、

私がヨーロッパ各国を旅行した時、英語の話せない現地の人の応対は
フランス人のそれと大体同じで、現地の言語でひたすら答えてくれるか、
本当にカタコトの英語で頑張って説明しようとしてくれることがほとんどでした。

 

もう一つ、
私がフランスに住み始めて間もない頃、
まだ、挨拶くらいしかフランス語を知らないのに、

銀行の口座を開設しないといけないっ!

という試練に見舞われました。

フランスに住むに当たって、
フランス語の習得の必要性を認識はしていたのですが、

銀行だから英語が話せる人がいるだろう
と、勝手に思っていた私は(変に楽観主義な私)、

見事、英語がほとんどできない銀行員の人に当たってしまい、
言っていることがほとんど分からないという体験をしました。

まぁ、口座開設は無事済んだのですが、

帰り際に、

「キャッシュカードが1週間後にできるから、もう1度銀行に来る必要がある」

ということを私に伝えたかったらしいのですが、

「もう1度」という英語が全然出てこなかったらしく、受付の人に、
(私が行った銀行は銀行員の人は各自の個室にいて、入り口に受付の人がいる形だった)

「もう一度って英語でなんていうんだっけ?」みたいなことを聞いて、
受付の人が、Daft Punkの「One More Time」の曲に合わせながら答えていたのが
とてもおかしくて、3人で大爆笑したのを思い出します。

私が、フランス人って、意外と英語できないんだな〜
と思った出来事の1つです。

 

ちなみに、Daft Punkは英語で歌ってるけど、2人ともフランス人のユニット☟

つまり、自分の使える言語で答えるのは、
その言語に誇りを持ってるからとか、そんな複雑なことではなく、

単純に、その方法しか思いつかないってだけ、なんだと思います。

 

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フランス人の英語は訛ってる?

 

さらに、フランス人の話す英語がひどくフランス語訛りなので、
聞き取りにくい、

もしくは、英語を話してるのだけど、
フランス語のように聞こえてしまうというのがあります。

日本のようなインド・ヨーロッパ言語圏ではない人間からすると、
フランス語と英語は似ている部分も多いから、
習得しやすいような気がしますが、

やはり、義務教育で習ったとしても、
各自が積極的な行動をしない限り、

フランスだけで生活していたら、英語を使う必要性や
聴く機会があまりないので、
きちんとした英語が話せない、という結果になります。

 

あと、似ているというのが、逆にあだになっている部分もあります。

例えば、-tionで終わる単語はスペルは同じで、

発音が違うだけなので、

information(英:インフォメイション、 仏:アンフォマシオン)や、

acquisition(英:アクイジション、 仏:アキジシオン)など、

英語の発音をきちんと覚えてない人は、
フランス語の発音のまま発声するので、
その事情を知らない人間には、
英語を話しているように聞こえないことがあります。

実はこれ、逆も然りで、

英語圏の人が、フランス語を話すと
英語訛りのフランス語になるので、

フランス語初心者には、英語を話してるようにしか聞こえない
ということがあるんです。

いい例がこちら☟

映画「パリ、ジュテーム」から。オムニバス・ストーリー。
アメリカ人女性が自分で書いたフランス語の作文を音読するエピソード。

なので、日本人の皆さん、

英語の発音が悪いとか、全然気にする必要ないですよ。

 

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誇り高き、フランス人

 

フランスで生活していると、

フランス語ができないのが原因で、

店員さんに逆ギレされたり、
冷たくあしらわれる、

ということがよくあります。

ここはフランスなんだから、フランス語を話すのが当然だ、的な態度で。

まぁ、そのおかげで私のフランス語力はつきましたが…

 

恐らく、そういったフランス人の何気ない、

ある意味、正直な態度が、

「誇り高い」とか、「プライドが高い」といった形容詞を
連想させるのだと思います。

(ちなみに、フランス社会では、日本のような接客は求められていないので、
冷たくあしらわれても、みんな気にしない)

確かに、日本の接客応対からしたら、
失礼な態度になってしまうかもしれませんが、

でも、逆に理不尽な客に対してまで、
ヘコヘコしている日本の接客って、

本当に意味があるんだろうか?と思いますし、

逆に、

クレーマーみたいな客を助長しているだけな気がするんです。

 

何を言ってるのか分からない客の相手をいつまでもやってらんない、

的な潔い態度で接することも
時としてはあるのではないかと、個人的には思うのです。

むしろそういう正直な感情を示した方が、

もっと気楽な社会になるのではないかと…

 

そ〜んなフランス生活のおかげで、
日本社会には適合できなくなってしまった、紅華でした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

これからフランスへ旅行に行かれる方や、
フランスで新生活を始める方などに
私の、他愛ないフランス経験が何かお役に立てれば、幸いです。

 

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紅華(Benica)と申します。 海外旅行が大好きで、 今まで旅行した国は40数ヶ国。 フランス生活のおかげで、 日本社会に適合できなくなり、 40歳を目前にして 他人の価値観に左右されない生き方を模索中…

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